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日本銀行総裁 |
日本銀行は1882年(明治15)の日本銀行条例によって設立され、85年に日本銀行券(兌換(だかん)銀行券)の発行を開始した。第2次世界大戦中の1942年(昭和17)には日本銀行法(日銀法)が制定され、統制色の強い制度改革が実施された。戦後になると、1949年に日銀法が改正され、日銀の最高意思決定機関として、日銀総裁と、都市銀行、地方銀行、商工業、農業に関する有識者各1名と、大蔵省、経済企画庁それぞれの代表計7名からなる政策委員会が設置された。その後、準備預金制度の創設や内部的な組織変更などをへて現在にいたったが、97年(平成9)6月に日銀法が全面改正され、日銀の独立性が強化された。 |
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