1935(昭和10)年9月7日大阪府生まれ。1958(昭和33)年3月東京大学法学部卒業後、4月に日本銀行入行した。
1970(昭和45)年4月パリ駐在、1977(昭和52)年5月総務部企画課長、1980(昭和55)年3月高松支店長、1981(昭和56)年8月大阪支店副支店長、1983(昭和58)年1月総務局次長、1984(昭和59)年5月人事局次長、1985(昭和60)年10月調査統計局長、1986(昭和61)年9月営業局長、1989(平成1)年5月総務局長、9月日本銀行理事、1993(平成5)年9月日本銀行理事再任経て、1994(平成6)年12月日本銀行副総裁に就任。
しかし、1998(平成10)年3月、日銀幹部が接待汚職事件で逮捕された責任を取り、副総裁を辞任。この間、1996(平成8)年6月まで預金保険機構理事長を兼務。1997(平成9)年1月国際決済銀行(BIS)ユーロ委員会議長。
1998(平成10)年11月株式会社富士通総研初代理事長。2001(平成13)年4月社団法人経済同友会副代表幹事。2003(平成15)年3月20日に第29代日本銀行総裁に就任。
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