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第23代日本銀行総裁

 
  森永貞一郎[もりながていいちろう]  
  (1910〜1986)  
  1910(明治43)年9月9日宮崎県小林市生まれ。父・貞右衛門は町会議員・商工会長などを務め、1922(大正11)年西諸貯蓄銀行を創立。後に日向興行銀行(現宮崎銀行)第3代頭取に就任。日本基督教団小林教会を設立した人でもある。

貞一郎は、旧制小林中学校、旧制第五高等学校を経て、1931(昭和6)年東京大学法学部を卒業。大学卒業後、大蔵省に入省、2年後、24歳で静岡税務署長に登用。太平洋戦争中から本省課長、参事官などを務め、1948(昭和23)年に経済安定本部総裁官房次長、翌年大蔵大臣官房長、4年後大蔵省主計局長、次いで1957(昭和32)年大蔵事務次官を務めた。

その後各種の要職を経て、1974(昭和49)年12月17日、第23代日本銀行総裁就任。1979(昭和54)年に退任し、以後皇室参与となり天皇へのご進講などを務める。勲一等旭日大授章を授与。1986(昭和61)年5月30日逝去、去年76歳。

 
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