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経済同友会

戦前の「日本工業倶楽部」ここは、三井、三菱、古河、渋沢といつた在京財閥の中枢が極秘の会合を持ち労務対策などの謀略の場も兼ねていた、工業倶楽部は東京駅前(丸の内側)の建物ともども現在するが敗戦による財閥解体とともに、その中身は雲散露消してしまい、いまは、社交クラブ的存在になっている。
だが、ここの人脈が、個人的には1946.S21.4月設立の「経済同友会」、法人的には1946.S21.8月に発足した「社団法人・経済団体連合会(経団連)」、そして労務部門が1948.S23.4月設立の「日本経営者団体連盟(日経連)」へと受けつがれた。これと、日本工業倶楽部(財閥系中心)と並行していた中小企業主体の「日本商工会議所」が現在の「経済四団体」と呼ばれている。

1946年(昭和21)4月に発足した経営者団体で、同友会と略称される。第2次世界大戦後の日本経済の復興のために、諸井貫一を中心に当時の新進気鋭の中堅企業人83名が結集して誕生した。この経緯から、目的は経済職能人として日本経済の進歩と安定に寄与することにおかれ、したがって政治的無色を特徴としている。


※代表幹事制は1948.4から。それ以前は当番幹事と呼称。1963.4以降は単数代表幹事制。
諸井貫一 もろいかんいち

1946.S21.4 〜1947.3

帆足計 ほあしけい
郷司浩平 ごうしこうへい
郷司浩平 ごうしこうへい 1947.4 〜1948.4
大塚万丈 おおつかばんじょう
堀田庄三 ほったしょうぞう
永野重雄 ながのしげお 1948.4 〜 1950.4
工藤昭四郎 くどうしょうしろう
工藤昭四郎 くどうしょうしろう 1950.4 〜 1951.4
浅尾新甫 あさおしんすけ
工藤昭四郎 くどうしょうしろう 1951.4 〜 1952.4
藤山愛一郎 ふじやまあいいちろう
東海林武雄 しょうじたけお 1952.4 〜 1955.4
山際正道 やまぎわまさみち
工藤昭四郎 くどうしょうしろう 1955.4 〜 1957.4
岸道三 きしみちぞう
岸道三 きしみちぞう 1957.4 〜 1958.4
中山素平 なかやまそへい
中山素平 なかやまそへい 1958.4 〜 1959.4
井上英熙 いのうえひでひろ
井上英熙 いのうえひでひろ 1959.4 〜 1960.4
岩佐凱実 いわさよしざね
岩佐凱実 いわさよしざね 1960.4 〜 1961.4
木川田一隆 きかわだかずたか
木川田一隆 きかわだかずたか 1961.4 〜 1962.4
水上達三 みずかみたつぞう
水上達三 みずかみたつぞう 1962.4 〜 1963.4
二宮善基 にのみやよしもと
木川田一隆 きかわだかずたか 1963.4 〜 1975.4
佐々木直 ささきただし 1975.4〜1985.4
石原俊 いしはらたかし 1985.4〜1991.H3.4
速水優 はやみまさる 1991.H3.4〜1995.4
牛尾治朗 うしおじろう 1995.4〜1999.4
小林陽太郎 こばやしようたろう 1999.4〜2003.4
北城恪太郎 きたしろかくたろう 2003.4〜

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