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  財界の鞍馬天狗、日本興行銀行会長、経済同友会代表幹事  
  中山素平[なかやまそへい]  
  (1906〜)  
  1906年東京都生まれ。29年東京商科大学(現・一橋大学)本科卒業。日本興行銀行に入る。終戦直後、調査部長や復興金融部長として、GHQとの間で日本興行銀行の存廃について激しく、ねばり強く交渉し、存続を認めさせる。47年には41歳で理事に就任、50年の常務就任を経て、51年から日本開発銀行理事として出向。54年興銀に戻って副頭取、61年55歳で頭取に就任。68年には会長に。57年経済同友会代表幹事に就任。83年開校した国際大学校会長を95年まで務めた。現在も滞在型リゾート「長崎ハウステンボス」の起業や、経営危機に陥ったアスキーの救済などに関わる。  
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