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三菱財閥
豊川良平[とよかわりょうへい]
(1852〜1920)
高知県出身。本名・小野春弥。岩崎弥太郎の母方の従兄弟で慶応義塾では犬養毅の同期生。明治11年弥太郎とともに三菱商業学校(明治14年明治義塾に改組、のちに廃校)を作る。明治22年第百十九銀行の経営をまかされる。三菱財閥の基礎を確立。明治末期、総理大臣桂太郎の顧問格となり、政界・財界の重鎮。
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