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  実業界育ての親  
  渋沢栄一[しぶさわえいいち]  
  (1841〜1931)  
  埼玉県深谷市出身。わが国の近代資本主義を築き上げた人物であり実業界の育ての親。幕府に仕えたあと慶應3年、渡欧。帰国後、株式会社の前身である合本組織の商法会所を設立する。明治2年大蔵省に入り大蔵大丞となり種々の法制度の制定・改正に尽力。明治6年に退官し実業界に入り第一国立銀行(後の第一銀行)を設立。以後、日本鉄道会社、サッポロビール、王子製紙、日本郵船、日本鉄道などの創立に参画。明治期の日本資本主義の発展に貢献。  
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