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  アンジェスエムジー  
  山田英[やまだえい]  
 

(1950〜)

 
 

1950(昭和25)年6月27日宮城県生まれ。1981(昭和56)年3月東北大学大学院医学研究科修了。4月日本学術振興会奨励研究員。1982(昭和57)年4月三菱化成工業株式会社(現三菱化学)入社。1995(平成7)年1月株式会社そーせい入社。2000(平成12)年8月宝酒造株式会社入社、ドラゴン・ジェノミックス株式会社取締役就任。2001(平成13)年5月アンジェスエムジー事業開発本部長。8月アンジェスエムジー取締役就任。2002(平成14)年6月アンジェスユーロリミテッドCEO就任。9月3日アンジェスエムジー代表取締役社長就任。

アンジェスMGは大阪大学の森下竜一助教授(現取締役)ら数人の研究者により大阪・豊中市のマンションの一室で1999(平成11)年12月17日に株式会社メドジーンとして設立。2000(平成12)年6月商号をメドジーンバイオサイエンス株式会社に改称。2001(平成13)年10月商号をアンジェスエムジー株式会社に変更。2002(平成14)年9月25日東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。

大学発のベンチャー企業で初の上場。また、バイオテクノロジーの中核とされるゲノム(全遺伝情報)創薬分野での上場は、既存の民間企業も含め国内初。肝細胞増殖因子(HGF)というたんぱく質を作る遺伝子が、血管を作り出す作用を持つことを利用し、足の壊死(えし)など末しょう性血管疾患や心筋こうそくなど虚血性心疾患の治療薬開発を進めている。

(2004/2/17)

 
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