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  ソフトブレーン  
  宋文洲[そうぶんしゅう]  
 

(1953〜)

 
 

1963(昭和38)年6月25日中国山東省栄成県生まれ、祖父が戦前上海で活動した資本家であるため文化大革命時に「反革命的血筋」と迫害され、遼寧省、新疆ウイグル自治区を転々として育つ。中国東北大学卒業後、1985(昭和60)年公費留学生として日本の北海道大学大学院へ留学、工学部で博士号を取得。帰国しようとしたが、天安門事件が起きたため、帰国を断念し、日本のソフトウェア会社へ就職。しかし、2ヶ月後に倒産、大学院で研究用に開発した土木開発ソフトを売り歩き、その利益をもとに、ソフト開発のビジネス化を検討。

1992(平成4)年6月、ソフトウェアの開発及び販売を目的としてソフトブレーン有限会社を札幌市北区に設立代表取締役社長就任。11月、同社を株式会社に組織変更。1997(平成9)年2月、軟脳軟件(北京)有限公司設立総経理就任。1999(平成11)年2月、代表取締役会長就任。2000(平成12)年12月14日東京証券取引所マザーズに上場。

営業改革用パッケージ・ソフトなどで注目を集め、SAPジャパン、富士通、日本アイ・ビー・エムなどとの業務提携も進んだ。

(2004/2/17)

 
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