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  ミサワホーム創業者  
  三澤千代治[みさわちよじ]  
  (1938〜)  
  1938(昭和13)年3月29日新潟県生まれ。1960(昭和35)年日本大学理工学部建築学科卒。同年三澤木材(株)入社。1967(昭和42)年ミサワホーム(株)を設立し、4年後の1971(昭和46)年株式を上場、上場会社最年少社長(当時33歳)となる。その後ミサワホームを業界大手の住宅会社に育てる。

日本では馴染みがなかったM&Aによる拡大路線で業容を拡大してきたが、バブル期のリゾート開発や不動産投資などの失敗で抱えた巨額の有利子負債が重荷になり経営が悪化、UFJ銀行から総額1700億円の金融支援を受け、2003(平成15)年12月経営不振の責任をとって36年間務めた社長の座から降り代表権を持たない名誉会長に退いた。2004(平成16)年8月6日名誉会長も退任した。

2004(平成16)年12月ミサワホームは産業再生機構に支援要請、UFJ銀行などから総額2480億円の金融支援を受け、支援企業のトヨタ自動車が野村プリンシパル・ファイナンス、あいおい損害保険と共同で33・4%出資、トヨタはこのうち13・4%を出資し本業の住宅事業に特化して再建を目指している。
 
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