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  日本生命保険・第百三十三銀行  
  弘世助三郎[ひろせすけさぶろう]  
  (1843〜1913)  
  滋賀県彦根市出身。近江彦根に長く続いた素封家の当主で第百三十三銀行の頭取で滋賀の県会議員を兼ねた名士。福井の監獄所長をしていた森八男が保険の勧誘を受け必要性に共鳴し郷里の彦根に帰り弘世助三郎にを訪ね関西にも生命保険事業が必要なことを力説。弘世助三郎が協力を求め熊谷長太郎、第一国立銀大阪支店長・岡橋治助、第三十四銀頭取らが共鳴し関西財界の有力者14人が創立委員に選任。1889年(明治22)年07月1日。大阪府知事に正式に設立を届け出、07月4日に受理され有限責任日本生命保険会社が誕生。初代社長に鴻池善右衛門が就任。  
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