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  大谷グループの総帥  
  大谷米太郎[おおたによねたろう]  
  (1881〜1968)  
  明治14年7月24日生まれ。わが国経済界の重鎮。富山県から単身上京。大谷米太郎は文字通りの「裸一貫」、力士から転じて一代で巨万の富を築いた。貧農の子として生まれ、学歴や縁故とはなから無縁。自ら稼いでためた「タネ銭」に、才覚と信用「一心」で、製鉄グループ大谷重工業を興し、取締役社長に就任。後に、大谷興行、大谷鉱業、星製薬等事業を拡張し、大谷グループの総帥として活躍。80歳を過ぎてホテル業に進出、つぶれかけた会社の再建も手掛けた。「カネは力なり」を堂々と実行した骨太の経済人だった。昭和43年5月19日、腸しゅようのため逝去。享年86。  
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