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1929(昭和4)年12月23日生まれ。1952(昭和27)年、新日鉄の前身の富士製鉄に入り、ほぼ一貫して業務畑を歩いた。93年に新日鉄社長就任。1995年5月経団連副会長に就任。1980年代の初めから、産業構造審議会など数多くの政府関係委員を歴任し、産業界きっての「論客」として知られる。また、新日鉄の社長として、バブル崩壊直後の鉄鋼不況から抜け出すため、不採算工場の整理・統合や従業員の解雇と配転、原料コストの削減などを徹底して推し進め、同社の経営を立て直した手腕は高く評価されている。1998年5月、経団連会長に就任。昭和生まれの経団連会長は初めて。6月、代表権のある新日鉄会長に就任。 |
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