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  丸井創業者  
  青井忠治[あおいちゅうじ]  
  (1904〜1975)  
 

富山県出身、大正11年富山県立工芸学校(富山県立高岡工芸高等学校)卒業。

1931年(昭和6)2月、青井忠治が東京・新宿の月賦制ストア「丸二(まるじ)」からのれん分けしてもらって東京の中野で月賦専門店「丸二商会」を創業し、1937年3月に株式会社丸井を設立。しかし第2次世界大戦中の1941年5月、商業活動規制をうけて全店を閉鎖。戦後の1946年8月、家具の現金販売から営業をはじめ、1950年12月には5カ月払い方式の月賦販売事業を再開した。1955年には10カ月払い方式に変更、「10カ月払いの丸井」として急成長をとげた。

1960年3月に日本ではじめてクレジット・カードを発行し、それまでの月賦販売会社からクレジット会社への脱皮をはかった。1962年に新宿店(現・新宿店ヤング館)をオープン、1963年4月には東京証券取引所第2部に株式を上場した(1965年に第1部に指定替え)。1964年4月から「ご来店払い制度」を実施、その後は1965年の「駅のソバ」キャンペーンや、1967年の「世界の一級品」キャンペーンにより企業イメージの向上につとめた。この間、1966年には業界ではじめてコンピューターを導入してクレジット・システムの高度化をはかり、店舗数の拡大を推進した。

 
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