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  日清紡績社長、日経連会長  
  桜田武[さくらだたけし]  
  (1904〜1985)  
  1904年(明治37)3月、広島県沼隈(ぬまくま)郡赤坂村(現、福山市)に生まれた。26年(昭和元)に東京帝国大学法学部を卒業、日清紡績に入社した。宮島清次郎社長から経営指南をうけ、45年に41歳の若さで社長に就任し、業界屈指の高収益企業へと発展させた。財界活動 第2次世界大戦後は、財界活動で頭角をあらわした。1948年に日経連が創設されると総理事となり、60年には同代表常任理事に就任した。池田内閣当時には、小林中、水野成夫、永野重雄とともに「財界四天王」のひとりにかぞえられ、政界にも影響力をおよぼした。一方、日清紡では、64年に会長にしりぞき、70年には相談役へと身をひいた。1974年に代表常任理事制から会長制にかわった日経連の会長に就任。79年に日経連の会長をしりぞいて名誉会長となった。  
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