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  三井財閥の改革者  
  中上川彦次郎[なかみがわひこじろう]   
  (1854〜1901)  
  大分県出身。福沢諭吉の甥にあたる。16歳で上京。慶應義塾大学から英国留学。このとき井上馨と知り合い、それがきっかけで三井入りした。三井銀行理事を経て、三井財閥の基礎をつくった傑物。近代化を強力に推進した人材活用の天才で俊英を数多く送り出した。  
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