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  三井財閥の中興の祖  
  三野村利左衛門[みのむらりざえもん]  
  (1821〜1877)  
  一介の出入り商人から支配人に抜擢され幕末から明治維新にかけて三井を危機から救った。明治6年小野組と共同出資で第一国立銀行を設立。明治9年三井銀行設立。井上馨のつくった先収社を引き受け三井国産方と合併させ三井物産と命名するなど営業を着々と拡大した。  
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