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  日本商工会議所会頭  
  伍堂卓雄[ごどうたくお]  
  (?〜1956)  
 

東京生まれ。1901(明治34)年東京帝国大学造兵学科卒業。海軍の造兵技術者としての道を歩み、1924(大正13)年呉工廠長、1926(昭和元)年12月1日、海軍造兵中将となる。その後、予備役となり、1929(昭和4)年昭和製鋼所社長に就任。1930(昭和5)年8月13日、工学博士。1937(昭和12)年2月2日、林銑十郎内閣で鉄道大臣兼商工大臣。1937(昭和12)年5月31日、貴族院議員。1939(昭和14)年8月30日、阿部信行内閣で農林大臣兼商工大臣。また1942(昭和17)年日本能率聯合会・日本工業協会の両会が統合され(社)日本能率協会となった初代会長、1943(昭和18)年商工組合中央会会長、その他、満州鉄道理事、昭和製鋼社長などを歴任、財界でも重きをなす。工業規格統一を提唱するなど、戦時下の生産効率向上に努めた。敗戦後、戦犯に指名されたが1947(昭和22)年釈放される。1952(昭和27)年追放解除後、日本能率協会会長に復帰。1956(昭和31)年4月7日逝去、享年79歳。

 
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